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【Amazon輸入】仕入れ商品のリサーチ方法・やり方を徹底解説【初心者向け】

投稿日:2019年9月8日 更新日:



「商品リサーチってどうやってやるんだろう?」

「なかなか利益が出る商品が見つからないなあ…」、

そんな疑問・悩みをお持ちではないでしょうか?

本記事では1から丁寧にリサーチ方法を徹底解説していきます。

ぜひ参考にしてみて下さい。

キーワード検索

商品リサーチには大きく二つの方法があります。

一つ目が「キーワード検索」です。

まずAmazonの検索窓に次の検索キーワードを入力してみましょう。

・並行輸入
・輸入
・インポート
・import
・海外直輸入
・日本未発売
 etc...

ここでは例として「並行輸入」で検索してみます。



すると、Amazonのおすすめ順に商品が並んでいるかと思います。

スポンサープロダクトというのはAmazon内で広告を掲載できるサービスです。

広告は出すということは商品が認知されていない、

これから販売を促進していきたい商品と考えられます。

つまり、現状あまり売れていない商品ということなので、

ここでは一旦無視して、下にスクロールしていきます。



すると、このような商品があったので、試しに商品ページを見てみます。



下にスクロールしていくと、順位が見れます。



ランキングを見てみると、大カテゴリの50,000位以内の

3,494位で結構売れていそうです。

なので、アメリカのAmazonの販売ページを見てみます。

ASINをコピーしてアメリカのAmazonの検索窓にペーストします。



すると、商品ページが表示されます。

(※商品ページが無いものもあるので、その場合はeBayや
 ネットショップでリサーチしてみましょう。)

金額を見てみると、61$ ≒ 6,500円ぐらいで日本と5,000円ぐらいの

価格差があるので、仕入れの対象になりそうです。

そこで、モノレートで月間販売数を確認してみましょう。

モノレートの見方・使い方



すると、3ヶ月で104個も売れていることがわかります。

つまり、1ヶ月で35個前後売れていることがわかります。

さらにもう一歩踏み込んで見て欲しいのが、モノレートのグラフです。

下にスクロールすると次のようなグラフが表示されています。



見て欲しいのは上から1番目の価格変動グラフと3番目の

ランキンググラフの関係性です。

価格変動グラフを見ると、おおよそ10,600円で価格が安定しています。

そして、現在のカート価格が11,000円とあまり金額差がないので、

11,000円でも大体同じぐらいの売れるだろうと判断できます。

しかし、例えば、現在のカート価格が14,000円だった場合は

現在のランキンググラフのように売れません。

そういう意味で「価格変動グラフ」と「ランキンググラフ」の関係性を

注意して見なければなりません。

ライバルセラーの在庫確認



次に、競合の出品者、すなわちライバルセラーが現在、何個の在庫を

持っているのかを確認しましょう。

※「Amzpecty」という月額1,000円ぐらいの有料ツールを

使用することで商品ページでライバルセラーが

何個の在庫を持っているか一目でわかります。

他にも便利なツールを紹介した記事はコチラ!!

ここで、チェックしなければならないのはFBAセラーのみです。

見分け方は「Amazon.co.jp配送センターより発送されます」の表記です。

価格が同じもしくは安く販売しているセラーがいたとしても、対象となるのは

FBAセラーのみです。

基本的に購入者は配送が早いこと、Amazonの配送センターが

しっかり配送してくれることを求めているので、

FBAセラーでない出品者は対象外となります。

なので、上の図を見てみると、FBAセラーの在庫数は合計2個ということが

わかります。FBAセラーでない出品者は999個の在庫を持っていますが、

こちらは対象外としてOKです。

以上から、

月間販売数は 104 ÷ 3 ≒ 35個

FBAセラーの在庫が2個

なので、

自分が仕入れても良い個数は

35 - 2 = 33個となります。

しかし、これはあくまで理論値で自分と同じように仕入れを

考えているライバルセラーが必ずいます。

なので、単純に33個仕入れるのではなく、ライバルセラーの参入や

価格変動による販売数の鈍化を考慮して理論値の6割〜7割を

仕入れ個数とするのが望ましいです。

よって、

この商品は 33 × 0.7 =23個

仕入れが出来る、ということになります。

時間軸を意識しよう

さらに、もう一点加えて考えて欲しいのが時間軸です。

つまり、この商品を仕入れて、出品し、販売して在庫がはけるまで

どれくらいかかるかを意識して欲しいということです。

次の図を見て下さい。

例えば、あなたは翌月末締めのクレジットカードを利用して、

この商品を月初の9/1に仕入れたとします。

プライム配送をしてもらうと、遅くとも3日後の9/4にMyUSに到着します。

そして、週末の9/6にMyUSに転送をしてもらいます。

すると、翌週初めの9/9には商品が日本に到着しています。

自分で、もしくは納品代行さんに依頼して納品すると、

週末の9/15頃には商品が販売ページに出品され、販売できる状態となります。



また、Amazonの入金スパンは2週間に1度となっています。

さらに入金日の約1週間前から返金対応のために売上金としてではなく、

引当金として計上されます。

つまり、9/1に仕入れた商品は10/15前後には販売されて売上として

計上されていないと投下した資金を回収できず、

月末のクレジットカードの引き落としに間に合わないことになります。

このように投下したお金をいつまでに手元に回収できるかといった考えた方を

CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)と言い、資金繰りにおいて、

最も大切な考え方です。

以上から、実質の販売期間は9/15~10/15の1ヶ月間になります。

なので、9/1にこの商品は仕入れる場合は上述の通り、20個前後でOKです。

しかし、9/15に仕入れるとすると、販売ページに表示されるまでが

約2週間後の10/1となります。

よって、販売期間は15日間となります。

そして、販売期間が先ほどより半分になったので、

仕入個数も半分の10個前後ということになります。

この時間軸という考え方がごそっと抜け落ちている方が多いので、

非常に大切にしたい考え方です。

かくいう僕も開始当初は全く考えられていませんでした。

セラーリサーチ

利益が出て商品を仕入れることができたら、次はその商品を

扱っているセラーの別の商品をリサーチしていきましょう。

なぜなら、利益が出る商品を扱っているセラーは他にも同様に

利益が出る商品を扱っている可能性が高いからです。

これをセラーリサーチといい、キーワード検索よりも効率的に

利益商品をリサーチできる方法です。

最初はどうしてもキーワード検索から始まって、

リサーチに時間がかかってしまいますが、

利益が出る商品を見つけられ始めると、セラーリサーチに

移行することができるので、根気強くキーワード検索を進めていきましょう。

では、セラーリサーチの方法を先ほど商品を例に簡単に解説していきます。



まずは、セラー名をクリックします。



店舗の店頭ページに遷移するので、ストアフロントをクリックします。



すると、セラーのストアフロントページで販売商品を確認できるので、

上から順に5ページぐらいまで、先ほど説明した方法で

商品を仕入れるかどうか判断をしていきます。

Amazonのストアフロントはおおよそ販売数が多い商品順に並んでいるので、

順番にリサーチすることで効率よく進められます。

この作業を他のセラーも同様に進めていき、利益が出る商品を

どんどんリサーチしていきます。

そうすることで、利益が出る商品を扱うセラーがたくさん見つかってくるので、

そのセラーたちをExcelなどでリスト化しましょう。

その際、セラーごとに取扱商品数、評価数、評価の良し悪しのデータも

一緒に記録することでどのセラーが優良セラーか判断しやすくなり、

リサーチをより効率的に行うことができます。

実はリサーチの一番効率の良い方法は優良セラーが仕入れている商品を

自分が真似て仕入れるということなのです。

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竹口 吉大

輸入せどりの攻略法を学べます【感覚でなく論理による手法で再現性99%】欧米輸入&メーカー卸 | 見切り発車で退職→ノウハウ0から開始2ヶ月で月利30万 | 月商450万をウロウロ | メーカー95社との取引経験 | 26歳

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