何を仕入れれば良いのか。そもそもどんな商品が仕入れの対象になるのか。
最初は何をしたら良いかわからないですよね。
僕もそうだったので、すごく分かります。
そこで、本記事では仕入れの基準、そして仕入のやり方・方法について
解説していきます。
目次
Amazon本体が出品していない

ご覧のように、Amazon本体が出品している場合は仕入れをしない方が
賢明です。なぜなら、購入者はどこぞのよくわからないセラーより
Amazon本体の方が安心して購入する傾向があるからです。
この場合、Amazon本体よりも価格を下げても売れにくくなるケースも
あるので、Amazon本体が出品しているかはしっかりと確認しましょう。
商品の単価が5,000円以上である
Amazon輸入において、利益を上げるために次のような費用がかかります。
・仕入価格 → 商品を購入するときの価格
・出品手数料 → Amazonに出品するための手数料
・FBA手数料 → FBAを利用するための手数料
・転送料 → MyUSでアメリカから日本に転送する料金
・関税 → 海外から日本へ商品を輸入する際にかかる税金
・納品代行料 → ※納品を代行する場合のみ
よって、利益をあげるための計算式は次のようになります。
利益=販売価格−仕入価格−出品手数料−FBA手数料−転送料−関税−納品代行料
以上のような計算式になっているので、最初のうちは単価が5,000円以上のものをリサーチしていくのが良いです。
なぜなら、5,000円以下の商品を売ったとしても、利益単価はさほど高くなく、少しの値崩れで赤字になるケースが多いからです。
また、最初は仕入れ個数が少ないため、商品1個あたりの転送料が高くなってしまうことも赤字の原因になります。
商品単価が低いものを仕入れるのは資金が貯まってきて、大量仕入が可能になってからが良いでしょう。
また、ある程度の利益をあげることは次回の仕入れの自信になるので、利益率も大切ですが、利益額も同様に大切です。
よく売れている
大カテゴリーで50,000位以内
大カテゴリーで50,000位以内の商品はよく売れていると言えます。
それ以下のランキングはリサーチの効率化のため対象外としましょう。
モノレートで3ヶ月で15個程度売れている
3ヶ月で15個程度ということは1ヶ月で5個、1週間に1個売れている
ということを意味しています。
資金繰りのためにも1週間に1個は売れている商品を
仕入れるのが望ましいです。
定点観測してみる
仕入れたい商品があるが、モノレートの売れ行きがあまり良くない。
そんな時はライバルセラーの在庫を定点観測しましょう。
モノレートの数値は正しくないこともあるので、実際にライバルの在庫数を
観察し、在庫が減っているならば、しっかり売れている証拠です。
価格差がある
日本とアメリカでおよそ3,000円程度の価格差を仕入れ対象に
するのが望ましいです。
というのも、上述の通り利益をあげるには諸々の費用がかかるので、
ある程度の価格差があることが仕入れの条件となってきます。
そして、僕の経験上、額面で3,000円以上の価格差がある商品は利益が出るケースが多いです。
また、多少の値崩れを起こしても簡単に赤字にはなりにくいです。
競合の出品者が多くない
ここでは、具体例を挙げて競合セラーの多い少ないを説明していきます。
- 競合セラーが多いケース

モノレートの3ヶ月の販売数を見ると、79個です。
よって、1ヶ月あたりの理論販売数は
79 ÷ 3 ≒ 26個、です。

では、セラーページを見て見るとカート価格9,850円で出品しているセラーの
在庫は合計26個、となります。
理論販売数が26個、現在の在庫数が26個なので、
参入できないと判断できます。
- 競合セラーが少ないケース

モノレートの3ヶ月の販売数を見ると、21個です。
よって、1ヶ月あたりの理論販売数は
21 ÷ 3 ≒ 7個、です。

では、セラーページを見て見るとカート価格8,400円で出品しているセラーの
在庫は合計3個、となります。
理論販売数が7個、現在の在庫数が3個なので、
理論仕入れ量は4個、となります。
ここから、ライバルセラーの参入と値崩れを加味すると、
僕の場合、実際の仕入れ量は1個あるいは2個になるかなと思います。
なお、カート価格から5%以上離れている出品者は競合セラーとして
対象外にしてOKです。