モノレートが廃止され、1ヶ月が経とうとしています。個人的に思いの外、影響はなかったと思っていますが、結局どの代替ツールがおすすめなのか迷っている方はいないでしょうか。
そこで、今回は実際に私が1ヶ月使用してみたツールの中でおすすめのツールを紹介したいと思います。
DELTA Tracer

私の1番のおすすめは「DELTA Tracer」です。理由は2つです。
1つ目は以前から使用していたモノレートのUIに似ていて、違和感なく使用できたからです。こういったツールの乗り換えで一番大事なのが使用感だと思っています。
例えば、iPhoneユーザがAndroidに機種変更をしたら結構な違和感がありますよね。操作性や機能など様々な違いがあると思いますが、やはりUIへの慣れが一番大きいのではないでしょうか。リサーチツールにおいても同様で、慣れ親しんだグラフィックを使い続けたいですよね。

「販売状況」がモノレートのように確認できるのがわかりますよね。
2つ目はモノレート同様、無料で使えることです。後述のKeepaは月額15ユーロ(約1,800円)かかってしまいます。その点、DELTA Tracerは無料でしかも、モノレート感覚で使用できる点が素晴らしいです。
Amasurf利用者であれば、DELTA Tracerへのリンクが自動で追加されているので(モノレートの上側)、インストールが不要なのもありがたいです。
Keepa

Keepaも以前から使用していましたが、個人的に需要予測をするのに適したツールではないと思いました。
なぜなら、DELTA Tracerのように月間の販売数を定量的な数値で把握するのではなく、価格の値動き(ギザギザ)で需要の判断をするのは、あまりにも感覚的であるからです。
よって、Keepaは価格のトラッキング機能と価格変動を観察するのに使用するのが好ましい使い方だと思っています。
ご存知の通り、Keepaのトラッキング機能は指定した金額に到達すると、メールで通知してくれます。その点に関しては、本当に素晴らしいツールです。
Seller Sprite

Seller Spriteは中国発のツールです。それもあってか、中国輸入や中国OEMの事前リサーチに強いツールのようです。
私のメインはアメリカ輸入とメーカー取引なので、その辺りの使い勝手は分かりません。しかし、販売数予測ツールとしてはイマイチだなというの正直なところです。
理由は2つあります。1つ目は販売数予測と実際の販売数にそこそこの乖離があるためです。販売数予測ツールの肝となるところが、機能的に優れていないと感じました。
2つ目はモノレートとUIが大分異なるので、使用していて違和感があることです。これは先も述べましたが、個人の好みの領域かなと思います。私はモノレートにかなり慣れ親しんでいたので、違和感を払拭しきれませんでした。
まとめ

以上、3つのツールを紹介しました。
DELTA Tracer
Keepa
Seller Sprite
その中で私のおすすめは「DELTA Tracer」です。
無料かつモノレートに慣れたユーザなら違和感なく使用できるためです。ツールには人それぞれ相性があるので、様々なツールを試してみるのも良いかと思います。