独立/退職前にやっておくべきことって何があるのだろうか?
そんな疑問を解決する記事です。
実際に1年前に会社を退職し、独立をした私が実体験を元に紹介していきます。
お金関係

クレジットカードを作る
まずは、クレジットカードを複数枚申し込むことをおすすめします。
理由は二つあります。
- 退職後は作成しにくいため
- 物販の資金源となるため
一つ目の退職後は作成しにくい件に関して。
クレジットカード会社は個人の信用情報を元に与信判断をしています。会社員は固定給があり、使用した金額分は高確率で支払ってくれるだろうという前提があるため、比較的クレジットカードを作成しやすいです。
一方、独立した後は事情が異なってきます。独立直後は収入が不安定な状況です。売上もあってないようなものなので、開業届を提出して個人事業主として営業していても、実態としては無職やニートです。そんな属性の人に信用があるかと言えば無いので、クレジットカードの審査は通りにくくなってしまいます。
二つ目の物販の資金源となる件に関して。
クレジットカードは簡単に言うと買掛金カードです。独立直後は資金が乏しいでしょうから、手元に資金が少ない状態でもクレジットカードの利用枠で仕入れが出来ます。
物販は資金が肝心ですから、クレジットカードは作れるだけ作った方が望ましいです。私の場合は退職前にセルフバックで10枚ほど申し込みました。一石二鳥なので、必ず申し込みましょう。
固定費を下げる
ビジネスを始めるにあたって、無駄な固定費は削減するのが鉄則です。
毎月、無駄にかかっている費用はありませんか?
まずはその費用から減らしていきましょう。例えば、
- 家賃
- 携帯料金
- 飲み会などの交際費
- 趣味などの娯楽費
- 動画配信のサブスク
- スポーツジムの年会費、などなど
私の場合は家賃38,000円のシェアハウスに引っ越したり、格安SIMに契約したり、飲み会の誘いなどは一切断っていました。
引っ越しをしろとまでは言いませんが、家賃が一番大きな固定費なので、それを削減出来ればかなり費用を抑えることが出来ます。
国民年金・健康保険への加入
日本の医療制度では、「国民年金」、「健康保険」「社会保険の扶養者」のいずれかに加入することが義務付けられています。
会社員の方であれば、社会保険料(健康保険)として給料から天引きされていますね。
しかし、会社員を辞めて独立するとなると、自分で国民年金か健康保険に加入して保険料を支払わなければなりません。(扶養者は一旦考慮しないものとします。)
会社員時代の所得にもよりますが、一般的には国民年金より健康保険の方が安いことが多いので、引き続き会社員時代の健康保険組合に加入することをおすすめします。これを「任意継続」と言います。
当面の生活費の確保
独立するのであれば、当面の生活費を確保しておくに越したことはないでしょう。
具体的には、仮に半年間の収入がなくても生活できるぐらいの資金は確保しておきたいところです。欲を言えば、一年間ですかね。
月々の生活費は人それぞれなので、自分は1ヶ月にどれぐらいの支出があるのか、日頃から家計簿などで管理しておくことをおすすめします。数字で見えて管理できれば、怖くはありません。
私の場合ですと、先ほども書いたようにシェアハウスに引っ越していたので、家賃に光熱費や水道代、ガス料金も含まれていましたし、生活用品などもシェアハウス側で用意してくれていました。
ですので、基本的に生活費と言えば、食費ぐらいなもので、月に2万円ぐらいで抑えていました。ただし、食は大いに健康に影響があるので、節約するのは程々がいいですね。
独立/退職のタイミング

いつ独立したら良いのかって迷いますよね?
一般論的に言うのであれば、副業収入が本業の倍になった時とか言ったりしますね。私個人の見解で言うと、「好きなタイミングでOK」です。
より堅実に進めたいのなら、先ほどの本業収入の倍で良いかと思います。
しかし、現状に何かしらの強い不満があるから、副業を始めていたり、退職して独立したいと考えているわけですよね?
例えば、仕事がつまらないとか、満員電車に乗りたくないとか、上司が気に食わないとか...まあ全部、私の例ですが(^_^)v
そんな不満を抱えながら仕事をするぐらいなら、えいやっと退職するのもありだと思います。実際、私はそうして退職しました。
もちろん当面の資金や、ある程度収入の見込みがたった状態になってからですが。
ですので、結論、独立/退職は人それぞれで良いというのが私の意見です。
まとめ

いかがでしたでしょうか。会社を辞める前にやっておくべきこと、考慮すべきことを紹介してきました。繰り返しになりますが、まとめると
- クレジットカードを作る
- 固定費を下げる
- 国民年金/健康保険の加入先を検討する
- 当面の生活費を確保しておく
以上です。会社早く辞めたいですよね。私もそうでしたので、気持ちはよくわかります。
いかに早く会社を辞めるか考えて、行動していました。
この記事が皆さんの行動に役立てられれば幸いです。