・会社が辛い
・でも、辞めたら収入0だし
・仕方なく会社で仕事続けようか
こういった悩みを抱える人の背中を後押しする記事です。
本記事は本業以外の収入が0で会社を辞めて、物販専業で生計を立ててきた竹口が解説します。
徹底的に費用を抑えることと、強い覚悟があれば、何とかなるんだということをご理解いただければ幸いです。
決して今すぐ会社を辞めることをオススメしているわけではありませんので、念のため。
※独身/一人暮らしの方を想定しています。
目次
抑えるべき費用と対策

まずひと月にどのぐらい出費があるか把握しましょう。
その出費がわかれば、最低限その金額を稼げれば生活していけますよね。
東京在住で独身/一人暮らしのひと月の出費はこんな感じでしょうか。
- 家賃 - 70,000円
- 水道ガス光熱費 - 10,000円
- 通信費 - 10,000円
- 食費 - 45,000円
- 日用品 - 10,000円
- 各種税金(住民税/健康保険/国民年金) - 60,000円
合計205,000円となりました。いや〜、結構な金額。
正直この金額で会社を辞めるのはキツイです。
ですので、これらの費用を抑えるために各項目別に対策を紹介していきます。
家賃
家賃を抑える方法は大きく3つあります。
- 実家に住む
- シェアハウスに引っ越す
- 家賃の安い家に引っ越す
1つ目の「実家に住む」は最強の選択肢です。世間体を気にする方もいるかもしれませんが、会社を辞めて個人で稼いでいくスタートには最適だと思います。
2つ目の「シェアハウスに引っ越す」は僕が実際にしたことです。家賃が安い物件が多いですし、水道代やwi-fiなどの費用も無料です。ただし、共同生活に抵抗があるという方には向いていません。また。テ◯スハウスのような華やかさもありませんのご注意。
3つ目の「家賃の安い家に引っ越す」は一番現実的かなと思います。今住んでいてる家の家賃が高いほど、安い家に引っ越した場合の効果を発揮します。会社を辞めるわけですから、住む場所はどこでもよくて、家賃の安い家はいくらでも見つかりますよ。
水道/ガス/電気代
この項目に関しても、「実家に住む」か「シェアハウスに引っ越す」をすることで費用を0にすることが出来ます。
引っ越しをせずに費用を抑えるとしたら、
- 歯を磨くとき水を出しっぱなしにしない
- お風呂に入る頻度を抑える
- 電気をつけっぱなしにしない
など、細かいところから意識して改善していきましょう。
通信費
携帯料金
キャリアのスマホを使用しているなら、ただちに格安SIMにしましょう。それだけで月々の携帯料金は半額の3,000円ぐらいに抑えられます。朝の通勤時・お昼休みなどはやはり回線が混雑するので、通信速度が遅くなりますが、それ以外に不便なことは特にありません。
wi-fi
wi-fiは適宜キャンペーンをやっていて安くなっているキャリアに申し込めると費用を抑えられます。ただし、基本的に解約違約金がかかるので、無理に乗り換える必要はないです。
食費
外食やランチは控えましょう。1日1,000円以内に抑えられるとgoodですね。
僕の場合は1日600円程度でひと月に20,000円は超えていませんでした。しかし、身体には良くないので積極的に抑える費用ではありません。
各種税金
住民税
会社員は給料から住民税が天引きされますが、会社を辞めると自分で納めなくてはなりません。
住民税は一括で支払う方法と4回に分割して支払う方法が一般的ですが、区役所に相談すると12回に分割する支払いに対応してくれます。
会社を辞めた時期に一括で支払うと資金が減ってしまうので、分割で支払うことをオススメします。
健康保険
健康保険は国民健康保険と健康保険任意継続の二つがあります。
健康保険組合にもよりますが、国民健康保険より保険料が安い場合が多いので、任意継続をすることをオススメします。ただし、加入できる期間は最大2年です。
国民年金
国民年金は追納が可能なので、資金を確保したいという方は追納をオススメします。
後から年金を納付することで、年金額を増やすことも出来ますのでご安心を。
対策後の費用をシュミレーション

それでは、各項目の費用を抑える対策がわかったところで、以下3パターンでひと月に必要となる金額をシュミレーションしていきます。
実家に住む
- 家賃 - 0円
- 水道/ガス/電気代 - 0円
- 通信費 - 3,000円
- 食費 - 0円
- 日用品 - 0円
- 各種税金 - 40,000円
合計43,000円となりました。この金額だげ稼げればいいとなると、精神的にかなり楽になりますね。
シェアハウスに引っ越す
- 家賃 - 40,000円
- 水道/ガス/電気代 - 0円
- 通信費 - 3,000円
- 食費 - 30,000円
- 日用品 - 5,000円
- 各種税金 - 40,000円
合計118,000円となりました。実家住みよりは高いですが、かなり費用は抑えられています。
当時を振り返ると僕自身、実際にこのような金額でやりくりしていましたね。人生に一度はシェアハウスに住んでみると良い経験になりますよ笑
家賃の安い家に引っ越す
- 家賃 - 50,000円
- 水道/ガス/電気代 - 10,000円
- 通信費 - 7,000円
- 食費 - 30,000円
- 日用品 - 10,000円
- 各種税金 - 40,000円
合計147,000円となりました。冒頭の金額より60,000円ほど抑えられました。
0から15万円稼ぐというのは中々ハードですが、それなりの貯金と強い覚悟さえあれば、全然達成可能です。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
ひと月の出費を改めて把握出来ると、自分がどのぐらい稼がなければいけないのか明確になりますよね。
ある程度の貯金があれば、最初のうちに全然稼げなくてもどうにかなります。もっと言うと、1年間稼げなくてもどうにかなるものです。
会社が嫌で嫌でたまらない、今すぐ辞めたい、そんなストレスを抱えながら働くぐらいなら思いきって会社を辞めるというのも一つの手だと思います( ^ω^ )
精神的になかなかスリリングな日々が訪れますが。