利益率の目安はどれぐらい?
商品はどれぐらい仕入れたらいい?
こういった疑問を解決する記事となっています。
本記事を読むメリットは次の通りです。
- 仕入れるべき利益率の目安がわかる
- 仕入れるべき商品の量がわかる
- 仕入れの基準に迷わなくなる
以上です。
それでは、さっそく本編にまいりましょう。
利益率の目安

結論を言うと、利益率の目安は次の通りです。
- 店舗せどり:利益率30%前後
- 電脳せどり&海外輸入:利益率20%前後
店舗せどりの方が利益率が良いことがわかります。
これは電脳せどりや海外輸入は輸送コストなどが上乗せされているためと考えてもらえばOKです。
念のため利益率の求め方を確認すると「利益金額÷販売価格×100」ですね。
そして、利益金額は大まかに「販売価格−仕入れ値−販売手数料」で求めることができます。
利益率を正しく把握するためには、まず利益金額の計算をしっかり理解しましょう。
ここで気になるのは、どのようにして利益率はあげるかですよね。方法は大きく二つあります。
一つ目は少しでも安く仕入れることです。これが最も効果的に利益率を上げる方法です。
店舗せどりであれば、セールで安くなった商品を仕入れたり、電脳せどりであれば、keepaで値下げアラートを上手く活用して安く仕入れましょう。
二つ目は販売価格をキープするor上げるです。要は値崩れを起こさないように競合が多い商品は仕入れない方がいいということですね。
また、現実的に販売価格を上げるのは中々厳しいですが、ライバルがいない状態であれば高値で売り抜くことも出来るでしょう。
仕入れ量の目安

仕入れ量の目安は1ヶ月で売り切れる量、長くて1.5ヶ月がいいでしょう。
特に初心者は資金が少ないので、在庫を抱えすぎると資金が廻らなくなってしまうためです。
商品が一定期間のうちどれぐらい販売されたかを回転率と言います。その回転率を上げる方法は大きく二つあります。
一つ目は利益金額よりも売れやすいものを意識して仕入れることです。
簡単に言うと、1ヶ月に1個売れる利益3,000円の商品よりも1ヶ月に5個売れる利益700円の商品を仕入れましょうという話です。
どうしても利益金額の大きさに目が行きがちですが、商品の回転を意識することで正しい選択が出来ます。
また、仮に1ヶ月に5個売れる利益600円の商品になってしまっても、それでもこの商品を仕入れるべきです。理由は入金サイクルにあります。
1ヶ月に1個売れる商品だと、売上となって現金となるまで1ヶ月かかりますが、1ヶ月に5個売れる商品であれば、単純計算で現金となるまで6日という短い期間で済みます。
実際はこのようにスピーディーに現金化はされませんが、利益金額より回転を優先するという意識を持って頂ければと思います。
二つ目は縦積みではなく横積みを意識することです。
縦積みとは同じ商品を大量に仕入れることで、横積みは異なる商品を少量ずつ仕入れることです。
縦積みをすると、競合が増えるなどの外的要因で一気に商品が売れなくなり、回転率が悪化します。それを避けるために色々な商品に分散する横積みが理想的です。
初心者はリサーチをサボりたいがために利益商品を縦積みしがちですが、簡単に売れ行きが悪くなる可能性があるので要注意です。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
念のため繰り返すと、
利益率は
- 店舗せどり:利益率30%前後
- 電脳せどり&海外輸入:利益率20%前後
仕入れ量は
- 商品は1ヶ月で売り切れる量
以上となっております。
初心者は何を基準にして仕入れをするべきかわからない方も多いと思いますが、ぜひこれらの基準を参考にしてくださいね( ^ω^ )