・値下げしてもいい?
・値下げすべき商品ってなに?
・値下げのタイミングっていつ?
こういった疑問にお答えします。
本記事を読むメリットは次の通りです。
- 値下げすべき商品がわかる
- 値下げのタイミングがわかる
- 仕入れ基準を見直すきっかけとなる
以上です。
本記事は決して値下げを推奨しているわけではないので、念のため。
むしろ、値下げをしないように日頃のリサーチ・仕入れに細心の注意を払うべきです。
それでは、本編の解説に入ります。
値下げしてもよい場合

値下げしてもよい場合は大きく3つあります。
とはいえ、積極的に値下げしていいわけではないですからね。
では、紹介していきますよ( ^ω^ )
売れ行きが悪い
売れ行きが悪い時は思い切って値下げするほかありません。
逆に売れ行きが良くて高回転の商品であれば、いちいち価格を合わせる必要はありません。安い商品から順に売れて、次第に自分のカートの順番が回ってくるためです。
売れ行きが悪い原因は大きく二つあります。
- 価格設定が適切でないため
- 競合が多いため
一つ目は価格設定が適切でないためです。カート価格より離れすぎていると、カートを獲得できないので売れ行きが悪くなります。 カートが獲得できない...価格を下げるしかないの?カートの獲得条件って何? こういった疑問を解決する記事となっています。本記事を読むメリットは次のとおりです。 カートの獲得条件を理解できるカートを獲得 ...
競合セラーの価格と揃えることでカートが獲得できるようになり、次第に商品が売れていくでしょう。
値下げのタイミングは長くて1週間様子を見て、売れないようなら価格を合わせるという形でOKです。
【脱Amazon初心者】カードボックスの獲得条件を解説
二つ目は競合が多いためです。これは、そもそもリサーチや仕入れの基準が間違っている場合が多いです。
競合セラーが多い商品を出品してもカートの順番が回ってくるまでに時間がかかります。
また、競合が多いなかで一度値下げをすると、皆んながその価格を追従するので、相当の値崩れを覚悟しなければなりません。
競合が多い場合はよく考えてから値下げをしましょう。例えば、損切りして現金化しないと資金が廻らなくなるといった場合に限定するなどです。
そして、今一度リサーチ・仕入れの基準を見直しましょう。
賞味期限が近い
主に食品に多いですが、賞味期限が近い商品は値下げをして売り切るしかないでしょう。
要期限管理商品といって賞味期限の45日以下の場合は販売不可となってしまうためです。
安売りする損失もありますが、まるまる販売不可となる損失よりはマシなので、値段は早めに下げるのが望ましいです。
値下げのタイミングは在庫量と売れ行きにもよりますが、賞味期限が45日以下にならないように、徐々に値下げをして売り切ってしまいましょう。
しかし、そもそも賞味期限があったり、賞味期限が短い商品は確実に売れる見込みがないと扱うのが難しいので、初心者のうちは仕入れをしない方が良いですね。
僕の場合、あるメーカーから仕入れた食品で競合の急増により供給過多になり、値段が1,500円も下がったことがあります。メーカーから仕入れた商品でこんなにも値崩れを起こしたのは、この商品で最初で最後です。
季節商品でシーズンが終わる
季節商品でシーズンが終わりに近い場合は売り切るために値下げをすべきです。
梅雨時ならカビ取りや除湿剤、夏なら扇風機や冷却剤、冬なら暖房関連商品などですね。
シーズンが過ぎて売れ残ってしまうと、在庫保管手数料だけが余計に徴収されるので、多少の赤字でも売り切って現金化することをオススメします。
また、北海道では涼しくなっても本州ではまだまだ暑いといったような地域差もあるので、無闇に値下げをするのは良くありません。
季節の移ろいや天気予報をこまめにチェックして季節感は把握し、値下げのタイミングを見極めましょう。
余談ですが、チョコレート菓子などの溶けやすい商品は10月1日〜4月30日と販売期間が定められています。ですので、夏が訪れる前に在庫をなんとか捌きたいですね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
念のため値下げしてもよい場合を確認すると
- 売れ行きが悪い
- 賞味期限が近い
- 季節商品シーズンが終わる
タイミングに関しては、在庫量や商品の売れ行き、資金面など人それぞれで判断が異なってくるので、各自で経験を蓄積して適切なタイミングで値下げをしていきましょう。
また、大前提として値下げをしなくて済むようにリサーチと仕入れをしっかりすることが大切です。
値下げ合戦は自分にも競合セラーにも何のメリットがありません。そういった無意味な争いを生まぬよう徹底的に仕入れ基準を見直しましょう。