返品理由によって対応は違う?
返品を防ぐ方法はあるの?
こういった疑問を解消する記事となっています。
本記事を読むメリットは次の通りです。
- 返品理由別にとるべき対応がわかる
- 返品を未然に防ぐ方法がわかる
以上となっています。
do-not-reply@amazon.jp
もうこの件名のメールは受け取りたくないし、見たくもないですよね。
本記事を読めば今後一切、受け取らなくて済みます!!
ということはありませんが、しっかりと現実を受け止め、仏の心で事後対応できるようになります。
それでは、さっそく本編にまいりましょう。
目次
返品理由の確認方法

メールに記載されている返品理由では少し漠然としているので、まず詳細な返品理由を確認しましょう。
まずはセラーセントラルのレポートから「フルフィルメント」を選択。

その後、左サイドバーの「返品レポート」を選択。
返金レポートではなく、返品レポートですので要確認です。

レポート期間を選択したら、「レポートを生成」で完了です。

すると、次のように詳細な返品理由を確認できます。同時に販売可能かといったステータスも確認できますね。

なお、FBAの商品に対する返品レポートへの反映は、返品商品が倉庫へ到着後、おおよそ2~3日程度でレポートに反映されます。
返品理由別の対応

それでは、返品理由の確認方法がわかったところで、返品理由別の対応を解説していきます。
大きく3パターンにわけて解説していきますね。
商品が未開封・未使用
商品は新品のままなので、そのまま在庫として自動的に出品され、対応の必要はありません。
つまり、コンディションに変更がなければ、販売には影響がないということです。
「間違えて注文した」、「配達ができませんでした」「都合により必要が無くなった」など、商品が未開封・未使用の状態であれば100%の金額を返金してくれます。
ただし、FBAを利用しているなら配送にかかった手数料が差し引かれます。
商品は開封したが、未使用
開封済みかつ未使用の場合では中古品扱いとなり販売不可となります。
この場合、メルカリやヤフオクなどに出品して売り捌きましょう。もしくは、動作・状態に問題がなければ、Amazonに中古品として販売するのも選択肢の一つです。
仮に購入者の都合だとしても、商品代金(税込)の50%が返金されます。開けてはみたが、「イメージと違った」、「やっぱり不要になった」といった理由が多いですね。
何でもお客様の言うことを聞いてしまうAmazonは顧客第一主義すぎます。もう少し出品者の立場も理解してもらいたいところです。
商品の故障や不具合
商品の故障や不具合の場合も販売不可となります。
この場合は修理するか、ジャンク品としてメルカリやヤフオクに出品するほかないでしょう。最悪、廃棄ですね。
「製品上のトラブルまたは不具合がある」など出品者に非がある場合、全額返金対応となります。お客様へは誠心誠意の謝罪も欠かさないようにしましょう。
また、メーカーから直接仕入れた場合は、メーカーに検品してもらったり、交換してもらうことができます。
嫌がらせ対策

Amazonで販売をしていると、嫌がらせの種類は大きく二つあります。
それぞれ対策方法について、解説していきますね。
悪質購入者からのすり替え
僕自身すり替え被害は一度もないので特に対応はしていないのですが、実際に被害に遭われて対応している人の方法を紹介しますので、参考にしてください。
FBA納品の際に商品の外装写真やシリアル番号、重量、納品時の追跡番号や梱包の内容や梱包箱の外装などすべて写真で記録しました。
また、返品が発生した際には速やかに内容品を確認しすべて写真で内容を記録しました。
これらの記録をもとにAmazonのセラーサポートの担当者様に返送を利用した詐取の証拠として提出を行い補償申請をさせていただきました。
引用元:Amazonセラーフォーラム
返品があったらFBA倉庫に中身が変わってないか、開封されてないか、など確認してもらう。FBAのミスがあれば、Amazonに補填してもらいました。
引用元:Amazonセラーフォーラム
予め商品説明文にすり替え等の詐欺が行われた場合は即刻警察に連絡する旨を書き込んでいます。
引用元:Amazonセラーフォーラム
同業者の入金保留
こちらの嫌がらせは僕も初心者の頃に被害に遭いました。
競合出品者が自分だけカートを獲得する時間を長くできるように、他の出品者の商品を仮に購入して一時的に出品をさせないという手法です。
対策は簡単で代金引換とコンビニ決済の無効にすればOKです。
セラーセントラルの設定から「出品者アカウント情報」を選択。

次に「支払い方法の設定(コンビニ払い / 代金引換)」を選択。

最後に「代金引換を有効にする」、「コンビニ決済を有効にする」を左側にスライドして無効にすれば完了です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
返品理由別の対応について理解して頂けましたでしょうか?
長くなったので、繰り返し確認すると、
- 商品が未開封・未使用→自動出品される
- 商品を開封・未使用→中古品となるので、他販路で出品
- 商品の故障・不具合→修理して他販路で出品 or 廃棄
以上となっています。
返品をされてしまうと気分が落ち込んでしまいますが、Amazonで物販をしていくには避けては通れない宿命なのです。
対応を事前に把握していれば、その後の行動がスムーズに進むのでぜひ参考にしてくださいね٩( 'ω' )و