・メーカーからの見積書ってどんな感じ?
・どうやって見ればいいのかな?
・発注はどうやるの?
こういった疑問を解消する記事となっています。
本記事を読むメリットは次の通りです。
- 実際の見積書を見ることでイメージを掴める
- 見積書の各用語について理解ができる
- 発注方法について理解ができる
以上となっています。
せどりをしているだけでは、なかなかメーカーからのお見積書を想像しづらいですよね。
しかし、本記事は実際の見積書を掲載しているので、バッチリ理解することができますよ。
それでは、さっそく本編にまいります。
見積書の具体例・用語解説

まず始めに、見積書のイメージをしてもらうために実際に頂いた見積書を紹介します。
で、上記のような見積書が多いですね。形式はpdfやExcelファイル、もしくは郵送によって書面で届く場合もあります。
では、ここで見積書に記載されている用語について軽く解説したいと思います。(上記の見積書に含まれていない用語も解説します。)
見積書で見るべき項目は大体次の通りです。
- 入数
- 発注ロット
- 卸値(下代・仕切り価格)
- 希望販売価格(上代)
- 掛け率
では、それぞれ解説していきますね。
入数
入数とは1ケースに何個の商品が入っているか表した単位です。
例えば、1ケースに10個の商品が入っていれば、入数は10個となります。
発注ロット
発注ロットとは発注する最小のまとまりを示します。
先の例を用いると、発注ロットが3ケースならば、入数10個の商品を最低限3ケース発注しなければなりません。
卸値(下代・仕切り価格)
卸値は僕たちのような小売業者がメーカーから商品を購入する際の仕入れ値を表しています。
下代や仕切り価格とも言います。
希望販売価格(上代)
希望販売価格は販売する際の参考価格を表しています。拘束力はなく、あくまで参考にして欲しい販売価格ということですね。
しかし、この希望販売価格より大幅に値下げしたりすると、メーカーから注意されたり、今後の取引をお断りされる可能性もあるので要注意です。
Amazonで販売するなら、相乗り出品する商品のカート価格に合わせておけば特に問題はありません。また、上代とも言います。
掛け率
掛け率とは上代(販売価格)に対する下代(卸値)のことです。
掛け率が60%の場合、販売価格10,000円の商品であれば、卸値は6,000円になるということですね。
メーカーによっては卸値の表記がなく、掛け率と希望販売価格だけしか記載がない場合があるので、その際は適宜計算しましょう。
発注方法と発注書の例

発注方法ですが、メーカーによって様々です。
- メールの文面で発注する
- 独自に作成した発注書で発注する
- メーカー専用の発注書で発注する
主に以上のようなパターンです。僕の場合、メールの文面で発注したり、独自に作成した発注書で発注する場合が多いです。
メールの文面で発注する際は「希望商品名」、「数量」、「発送先」を明記しましょう。
また、参考までに僕が発注書を用いる場合は、次のような発注書のテンプレートを使用しています。

こういったフォーマットを用意しておくと、メーカーとのやりとりを少なくすることができて効率的です。
発注内容に漏れがあると、メーカーと何度もやりとりをしなければならず、発注が遅れてしまうこともあります。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
メーカーからお見積りを頂き、発注するまでのイメージは湧きましたか?
メーカーごとに本当に様々な見積書があるので、場数を踏んで慣れていきましょう。
そして、お見積りを精査して利益が出にくいならば、価格交渉を怠らないようにしましょうね٩( 'ω' )و